Vol.6

いつまで続くのやら・・・と始めた、通信も早6号です。ということは?・・・皆様も読まされ続けて、6号目という訳ですね?・・・


知っ得情報コーナー
ぼかしの作り方

環境にやさしく、生ゴミをたい肥にかえることができます。材料を混ぜるだけで出来ちゃうので、簡単。
混ぜた手がすべすべになるおまけ付です。(^0^)

用意するもの

米ぬか5kg(米ぬかは紙袋に入れてあるものを用意してください、最後にまた戻します。)、糖みつ10cc、水1g、パイロゲン(カトレア)10cc、FFCセラミックボール 1つ、シート(2m四方位)、黒いビニール袋、半透明のビニール袋いずれも1枚(大きさは、米ぬかが入るもの、ゴミ袋でOK)、輪ゴム 数本

作り方


@ 準備:前日に水1gの中にパイロゲンとセラミックボールを入れて一晩寝かす。この時にふたをして、なるべく空気に触れないようにしておくことがポイントです。

A 糖みつを人肌くらいに温めておき、シートを敷いて  その上に、米ぬかを出し、(ドーナツ状にひろげておくときれいに混ざります)@と糖みつを合せて米ぬかに少しずつ混ぜいれて、しっとり耳たぶくらいの柔らかさになるまで混ぜ合わせます。

B Aで出来たものを、半透明のビニール袋に入れて、空気を抜き輪ゴムで止め、さらに遮光の為黒いビニール袋に入れ、最後に米ぬかが入っていた紙袋に入れて、日付を記入。
気温によりますが、7~10日寝かせておく(1ヶ月寝かせると確実です)発酵したような甘いにおいになったら出来上がり。

使い方のポイント、生ごみに振り掛ける量をケチらない、振りかける前も後も空気を遮断しておくことがポイント、密閉できる容器が必要ですね。

生ゴミとの割合や気温などで発酵の度合いも変化します、バランスがよければ生ゴミもいいにおいのまま(深呼吸ができるほど)たい肥になります、バランスが悪くてもたい肥にはなりますが、通常の生ごみのにおいの場合もあり、その場合はふたを開けた瞬間「ふぉっ!!」・・・と、なりますのでお気をつけください。

環境ついでに、皆さんがクラスを受けているスタジオの屋根には、ソーラーパネルが設置されています。毎日微量ですが、発電しております。太陽のエネルギーですから、夜や雨や曇り(超微量にしてる時もあります)の日は、発電できないところが・・・かなしいかな。パネルを取り付ける高さや角度、陰になっていないか、汚れたらふき取っているか?など、条件によって変わるものだと思いますが。自慢できるほどの発電は出来ておりません。(・。・;  。。。     当スタジオがちょっと暗め?と思った方もいらっしゃると思いますが、資源を大切にしていきたいという思いもあってのことです。普段電気をつけていないところは、必要に応じてつけて頂き、不要になったら消していただければ、これ幸いでございます。


考える木

スタ子は、考える木について考えた・・・
もうお気づきでしょうか?駐輪場に考える木があることを。
スタ子が、凛の掃き掃除をお手伝いした時のこと・・・人の身勝手さと温かさを知りました。冬支度、葉は紅葉し散っていきます。なんと風情のあることでしょう・・・と思います・・・だけじゃないんです。実は、打ち明けますと大変な作業でした・・・。毎年木々は生長しその分葉も増え、散る量も増えます。今、掃き終えたかと思っても風が吹いた次の瞬間思わず「ぬぁ〜」っと声が出るくらいにまた散っているのです・・・。「散る葉は絶えずしてしかももとの葉にあらず」何回掃いても、葉は落ちるが、同じ葉は決して存在しない、一年単位で考えれば、葉がなくなれば、絶えますが、何年という単位で考えれば、それは尽きることないサイクル、尽きることのないサイクルであってほしいと願い、同じ葉はひとつとしてない、生きているんだと実感するも、掃き掃除はやはり大変。掃き掃除しながらふと上を見上げるとそこには今にも落ちてきそうな落ち葉予備軍がおりました。そこで、スタ子は考えました、もう落ちるのなら、落としてしまえばいいんだ・・・ん?待てよ?いっそのこと葉が芽生える前に、枝を落としてしまえば、その前に木を切ってしまえば・・・と思った瞬間!!身が凍りそうになって「はっ!!」と気づきました。 以前ラヂオで、桜の花びらを掃除するのが大変だから桜を切ってしまったという話を聞いたときのことを思い出し、その時は、「何言ってんの?意味わかんない。桜は散るときが一番きれいなんじゃん」と思ったわけですが・・・なんとも情けないスタ子をお許しください。

こうして木が減ってしまうのだろうか・・・

そんなこんな考えながら掃いているうち一台の車が、道路を通過しようとしていました・・・「?!」やけにスローなので、落ち葉掃きでも見ているのかと思い、起きたてで、髪ボッサーだし、すっぴんなんだからあんまし見ないでーなんて自分本位な考えで、それが気遣いだったことに気づきもしませんでした、それに気づいたのは、次に車が通ったときです。特にスピードを出すわけでもなく法定速度あたりだったとおもいますが、走りぬけて、一呼吸ついたくらいに、その車が作り出した風で、集まりかかっていた葉が、宙を舞ったのでした。そこで初めて気がつきました、先ほどの車の減速のわけを・・・。感謝です。そんな日を過ごし、こんなこと教科書に載ってないし、経験した人にしかわからないんだろうなって、例え教科書に載っていたからって、やってみないことには(教科書を読んだからってヨガやダンスができないように)、わからないことで、実際集めた葉で松の葉は油がのっていて艶っぽく香ばしい香りがすること、青桐の葉は、さわやかな清涼感あふれる香りだということもしらないのであろう・・・と思いつつ・・・スタ子と同じ考えの人もいないのであろう・・・と思いつつ・・・みなさんはどう考えますか?

柚香さん・談:つい最近私の教え子であるRちゃんが、落ち葉集めをお手伝いしてくれている最中に、使い古した竹ボーキの先と花ナスと松の葉を丸く編んでオブジェを作ってくれましたし・・(駐輪場に飾ってあります)やり始めると結構はまりますよ!!


編集長 凛スタ子
1月15日 発行